ネットワーク10周年
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3Dシャドーボックスアートネットワークが2001年の結成以来10周年を迎えました。
今回の伊東屋展では、この意義を「ご挨拶」に纏めました。多少長文ですので、以下一部を引用します。
” 約20年前、米国滞在中に、私たちは3Dシャドーボックスアート(以下シャドーボックス)に出会い、
帰国後、ここに教室を主宰し、創作活動、技術指導を続けていました。当時は現在以上にシャドーボックス
の認知度は低く、この魅力的な工芸をより多くの方に知っていただくには、それぞれ個々の活動と共に、
クリエーターたちお互いの連携を高めていかなければと感じました。
そして同じ思いの私たちは2001年、3Dシャドーボックスアートネットワークを結成し、シャドーボックスの
普及、技術の向上、クリエーター間の交流の3つを目的として活動をスタートさせ、今年結成10周年
を迎えることが出来ました。
(中略) 今年の共同プロジェクトは「シャドーボックスの歴史」と「3Dシャドーボックスアートネットワーク
10年の歩み」の展示で、初めてシャドーボックスの体系を一堂にまとめることができました。これらの
2つはネットワークとして10年間、活動してきたからこそできた成果と言えます。
これを機に、この10年間に培ったこれらの実績を基に、3つの目標を達成する活動をさらに続けるために、
団体名を「3Dシャドーボックスアートネットワーク」から「3Dシャドーボックスアート協会」(Japan 3D
Shadow Box Art Association)に変更しましたことをご報告申し上げます。 (後略)”
10周年記念展示
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「シャドーボックスの歴史」と「3Dシャドーボックスアートネットワーク10年の歩み」展示
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「NWの歩み」の一部
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各会派のルーツは何処?コーナー
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会場風景
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会場全体の様子。今回の作品展は災害の直後で、節電/停電、それによる交通網の混乱、余震、自粛ムードの中、多数の方にご覧いただけなかったのが、ちょっと残念でした。 |
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最終日。おつかれさまでした。 |
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ハートスリー展示作品
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「Going South, Perth Station」
製作者:田中祐子
George Earl(1824-1908)の作品で、この作品はGoing Northと対になっています。
NorthがロンドンのKing's Cross駅からスコットランドのPerth駅に夏の雷鳥狩猟に向かう様子を描いているのに対して、Going Southはその1ヵ月後に同じグループが狩猟を終え、ロンドンに向かう直前のPerth駅の様子を描くものです。
この絵はビクトリア時代の駅の日常を多く物語っていると言われています。
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「The Balcony」 エルテ画
製作者:志村康子
(エルテの代表作。ステキな仕上がり) |
「Jazz du Juor」
製作者:福士柳子
(細かいところまで丁寧に作られた作品) |
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「ファイヤーサイド」
製作者:大野麻里子
(お母様の待井恭子氏の油彩画を立体化) |
「POSITANO」
製作者:大野麻里子
(リアル感のある大作。特注フレームが作品にマッチ。) |
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